よくある質問
Q:
NASDAQ上場と聞くと、難しいイメージがあります。特に制度的な面で難しいのではないでしょうか?
A:
確かに難しい面があることも事実です。しかし、日本とアメリカの制度は機能的に似通っているもの、共通しているものもあり、ハートコアグループでは、そうした相互の違いや共通点も踏まえてご提案、サービスを行っておりますので、ご安心いただけたらと思います。
Q:
NASDAQ上場をなるべくコストをかけないで進める方法はあるのでしょうか?
A:
こちらのHPでもご紹介している通り、NASDAQ上場は資金調達面でのメリットが大きいことは確かですが、上場前・上場後いずれも一定額のコストがかかることもまた事実です。上場前のコストをなるべく抑えていくには着実に工程管理をしていくことが欠かせません。一度弊社までお気軽にご相談ください。
Q:
赤字でもNASDAQ上場はできますか?
A:
理論上、資本基準又は時価総額基準を満たせば上場可能です。実際に赤字企業のNASDAQ上場実績もございます。
一方で、利益が出ていた方が望ましいのは事実です。しかしながら、事業や将来性によるところもあり、一概に言えないところもございます。
一度弊社までお気軽にご相談ください。
Q:
ずばりハートコアに依頼するメリットは何ですか?
A:
上場までは、複雑な課題の解決や関係者との交渉・調整をしないと先に進めない、そんな場面もございます。
そんな時、私たちハートコアグループは自らのNASDAQ上場経験とこれまでのお客様への支援実績を踏まえて、上場を着実に進めたい皆様の道標(みちしるべ)として、検討段階から上場に至るまでの道のりを最後まで伴走いたします。ご一緒にNASDAQ上場へ向けて歩みを進めてみませんか?
Q:
早く上場を実現させるために重要なことは何ですか?
A:
特に時間を要するのは監査対応です。連結対象となる企業数や事業規模などによって監査に要する時間は異なりますが、大前提として、監査法人からの質問や依頼資料にすぐに対応できる体制を構築することが必要です。
Q:
上場後の株価を維持するためにはどうしたら良いですか?
A:
上場時の調達資金を活用して事業拡大を続けることはもちろんですが、投資家向けの発信や投資家とのリレーションの構築が重要となります。IRやPR会社のご紹介も含めてサポート可能ですので、ご相談ください。
Q:
日本企業として上場する方法と、ケイマンに会社を設立して上場する方法は何が違いますか?
A:
日本企業として上場する場合はADR、ADSを発行する必要がありますが、ケイマン企業は普通株で上場が可能です。そこで弊社は日本企業でも普通株で上場できるようなスキームを確立しました。今まではADR、ADSを発行できる銀行は限られていましたが、2023年秋頃からは対応可能な銀行も増えてきました。
Q:
ウェイティングピリオドとは何ですか?
A:
パブリックファイリングが終わって、上場承認が出るまでの期間をウェイティングピリオドといいます。重要な非公開情報を特定の投資家に不当に開示しないようにするため、S-1/F-1に書かれている内容以外は開示できません。
Q:
内部統制監査は必要ですか?
A:
アメリカでは上場した場合、一定の基準を満たす上場企業は内部統制監査が原則5年間免除されます。また、5年経過した後に、内部統制監査が必要となるかは、年間の売上と浮動株の価値の組み合わせの基準によって必要かどうかが決まります。浮動株の価値が$250million以上でなおかつ売上が年間$100million以上の場合は、内部統制監査が必須となります。この基準は毎年のSECの改正によって変更が見込まれますので、詳しくは弁護士や会計士等の専門家にお問い合わせください。
Q:
調達はどれくらいできますか?
A:
上場基準は最低5million/約7億5千万円。平均的には15million/20億程となります。
  • マイクロキャップ:15million/20億円程が平均
  • スモールキャップ:50million/75億円程
Q:
ロードショーのときに気をつけることは何ですか?
A:
  • 英語が話せ、質問に滞りなく受け答えができるようにすること。
  • 原則としてS-1/F-1に記載していることしか開示できないため、使用資料のリーガルチェックを受けること。
証券会社によって異なりますが、1週間の期間を設けることが多いようです。日本ではロードショーの際に株価や時価総額が決まるためとても重要なプロセスですが、米国ではロードショーを行う前に株価も時価総額も決まっています。ただ、機関投資家が投資するかしないかの判断はここでするため、入念な準備が必要です。